こんにちは。七海ゆき(@nanamiyuki15)です。
最近Twitterを見ていると、WEB転職したいと考えている人が予想以上に多いなあと感じています。
とくに、新型ウイルスの影響でテレワークが広がりつつある中で、在宅でもできる働き方のニーズが高まっているんじゃないかな、とも思います。
そこで、今日は未経験からWEB担当の正社員に転職したいきさつや、現在の働き方についてお伝えしたいと思います!
ゆき
目次
未経験でWEB担当者に転職!
まず、簡単にこれまでの経歴をお伝えしておくと、わたしは文系の大学卒業で、デザインやプログラミングのことを専門的に学んだことはありません。
いままでの職歴も、ギャラリーのアシスタントや事務職、お茶屋さん、美術書店、喫茶店などなどWEBに関するものはありませんでした。
そんな中、ギャラリーのお仕事がなくなってしまったときに、独学でWEBマーケティングを学び、ECサイトを運営している友人からWEBライターという働き方を教えてもらいました。
そこで「場所や時間にとらわれない働き方を目指そう!」とWEBライターの講座やインターンに通い、企業のWEBライターとして1年間働きました。
WEBライターになるまでの流れはこちら↓
micsインターン終了!ライター研修とインターンを両方参加して学んだこと 在宅ライターと企業ライターのメリット・デメリットまとめ【体験談】いまの仕事内容は?
いまは、とある中小企業で新しく立ち上げるメディアのコンテンツ作りをしています。
制作会社ではないので、インハウスで自社のHPやメディアの運営をやる人という感じです。(ちなみに同じ部署はわたし含め2人)
- WEBライティング
- 外注ライターさんのディレクション
- 構成企画・編集
- 校正・修正
- 投稿・タグ装飾
- イラスト制作
- リスティング広告
- その他会社の事務作業(たまに)
という感じで、コラムを書くのも編集するのも一貫してやっています。
ちなみにWEBライティング以外ほぼ未経験です。
イラストに至っては、商材的にいいフリー素材が見つからないため「ないなら自分で作ろう!」ということでやっています。(このあたりの話はまた別記事で)
中小企業は人手が少ないので、1つのことに集中して進めるというより、マルチタスクが苦にならない人の方が向いているかもしれませんね。
ゆき
未経験から内定をもらうまでの流れ
ここでは、どのようにして未経験からWEB担当者として内定をもらえたのかという体験談を紹介します。
実績が少なくてもWEB転職する方法の一例です。
① 職務経歴書を作り込む
WEB系の学歴や職歴がなかったので、想定できる業務内容と前職で得たスキルを結びつけて職務経歴書を作りました。
当時は企業でWEBライターのアルバイトをしていて、100本以上のコラムを書いていたので、具体的な数字を盛り込んでPRしました。
スキルをPRすることも大切ですが、いままでの職歴や経験で培ってきた自分の強みをしっかりとPRできたことが内定に繋がったのではないかと思います。
② ポートフォリオを作る
デザイナーでもないのにポートフォリオは必要?と思われるかもしれませんが、ないよりあった方がいいです。
クオリティも大切ですが、他の応募者がポートフォリオなしだったら、ポートフォリオをつけて応募した方が印象づけることができるのではないかと思います。
履歴書と、職務経歴書のほかに↓も一緒に提出しました。
- 架空サイトのデザインカンプ(IllustratorとPhotoshopのスキルPRのため)
- ブログのポートフォリオ(WEBライターの実績・WordPressサイト運営の実績)
WEBライターの実績をまとめたポートフォリオですが、WordPressの更新ができるという点もしっかり伝えるとよいと思います!
お問い合わせ③ ポテンシャルの高さをPRする
やる気のアピールとか結局精神論じゃん!と思われたかもしれませんが、未経験からの転職では結構大事なことなんじゃないかと思います。
わたしの場合は、運良く「WEBの部署立ち上げ」「これからメディアを作る」という状況が重なり「新しいことにどんどんチャレンジできる人」が求められているなと感じていました。
(自己評価はともかく)過去の自分の経験から、求められている人物像に近いエピソードをしっかり伝えるということは、人柄やポテンシャル採用においては大切なんじゃないか、と思います。
実際、採用していただいた後に社長から「ポテンシャルに期待して採用した」と言っていただいたので、未経験OKの求人に申し込むときには大切な部分なのかもしれません。
未経験のWEB担当者の大変なところ
新しいことをどんどん実践できるのは楽しいですが、未経験ゆえに大変なことももちろんあります。
- 効率のよい方法を確立できない
- 説得力に欠ける
- 施策の立て方が難しい
①は自分のスキル不足を痛感するところです。〇〇を実装したい!と思っても、まずはどうしたら実現できるのか、いくつもある方法の中でどれが効率の良いやり方なのかを調べながらやらなければいけません。
ある程度軌道に乗って、ルーティンで回せる部分が増えれば多少は解消するのかもしれませんが・・・。
とくに、業務が細分化されていないので幅広いスキルが必要だと感じています。
ゆき
②の説得力に欠けるという部分は、未経験からの転職ゆえの悩みかもしれませんね。
例えば「▲▲を実装するのが難しい」ということを上司に説明するとき「未経験だから知らないだけで、他の方法があるはずだ」と思われがちです。
同じことを、WEBの知識がある同僚が説明すると、より論理的に上司に説明できるので、すぐに納得してもらえるという場面があります。
説得材料の少なさを補うためには、自分が実力をつけるしかありません。
また、結果を出して上司から認めてもらう必要もありますね。
③の施策の立て方については、自分がまだ1人だけの部署だったときに難しいと感じていました。
自分にWEBマーケティングの知識や実績が少ないので、新しいメディアを運営する上での具体的なPDCAが決められなかったのです。
そのため、日々の業務はとにかく改善点を見つけてちまちま作業することくらい・・・。これではいつになれば結果が出るのかわかりませんね。
WEB転職後の参考本
この頃は、寝る前にネット集客系の本や、アナリティクス・リスティング広告などの本を読んでいました。
未経験からのWEB転職で参考になった本を紹介します!
ネット集客の概要
入社したばかりの頃、毎日寝る前に読んでいた本。
中小企業のWEBマーケティングやSNS運用、ネット広告まで幅広く網羅しています。
ライティングのことしかわからなかったのでとてもお世話になりました!
社内に具体的な業務について聞ける人がいないので、ネット集客の概要をざっくりとつかむのに重宝しました!
リスティング広告
リスティング広告の出稿もしているので、広告文を考えたり、キーワード選定するときに参考にしています。
図解・デザイン
ノンデザイナーズ・デザインブックはいわずと知れたベストセラー本。
シンプルで読みやすく、センスがなくてもデザイン理論を知れるのでおすすめ。
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仕事で図解やイラストを制作するときの参考にしている本。パワポとかの資料作りにもお役立ちな良書。
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ゆき
スキルの掛け合わせでできることを広げよう
最近は、在宅ワークへの注目度も上がり、ランサーズなどでWEBライターに参入する人が増えているのではないかと思います。
参入のハードルが低いのは未経験でも始めやすいというメリットではありますが、低単価な案件も増えていると聞きます。
高単価の案件を受けられるようになるには、ライティングにプラスαできるスキルをつける必要があると感じていました。
文章を書くことだけではなく、コンテンツ作りに必要な画像を制作できたり、タグを使って投稿まで一貫して行える方が仕事の幅が広がりますよね。
ゆき
まとめ:行動したから未経験でもWEB転職できた!
わたしは、文系大学出身で、WEBの知識もパソコンスキルもずば抜けて高いわけではありません。
さらに、年齢的にもだんだん未経験での転職が厳しくなるアラサーです。
それでも、運良く自分の理想とする働き方や、チャレンジしたいと思っていた業種に転職できたのは、思い切って行動したことがきっかけです。
まだまだ、スキルも行動力もめちゃくちゃすごい人と比べれば敵いませんが、WEBライターすら知らなかった3年前の自分からは想像もつかない働き方をしています。
わたしの場合は制作会社への転職ではないし、ちょっとイレギュラーかもしれません。でも「こんなわたしでも転職できたよ!」という経験が、いまの働き方に悩んでいたり、同じように未経験からWEB転職したいと考えている方の励みになれば幸いです。