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在宅ライターと企業ライターは働き方のメリットが違う!
こんにちは。名古屋でライターをしている七海ゆき(@nanamiyuki15)です。
最近Twitterとか見てても副業やフリーランスという働き方を選ぶ人がずいぶん増えてきましたよね。
わたし自身も新卒1年目で転職してからいくつかの職を経験し、いまはフリーランスのWEBライターをしています。
ライターになる前は「家で仕事できるのっていいな!」というぼんやりした憧れだけを持っていましたが、実際にやってみると向き・不向きがあるということがわかりました。
ライターという仕事の向き・不向きのほかに、そもそも在宅で働くことへの向き・不向きがあるのではないか?ということを感じたのです。
今回は、わたしが実際に経験して感じた企業ライターと在宅ライターの仕事の違いや、メリット・デメリットについて紹介したいと思います。
・在宅ワークを始めたい
・フリーランスを目指している
・働きかたを模索している など
在宅ライターのメリット
まず、実際に在宅ライターをやってみてよかったことを紹介します。
通勤とスケジュールの自由さはとてもありがたいです!
通勤しなくていい
天候や体調が悪いとき、満員電車で通勤するのが辛いときもあります。
在宅メインとはいえ取材などで出かける場合もあるけど、混む時間帯を避けることができるのは大きなメリットです。
そもそも家から通える範囲にライターの求人がないよ!という人も在宅でライターを始められるのはメリットですね。
スケジュールに融通がきく
会社員だとなかなか休みが取りづらいということも多いですが、在宅ワークでは進捗状況によって自由にスケジュールを決めることができます。
スケジュール管理が得意な人にはメリットだといえるでしょう。
人間関係のストレスが少ない
会社で働いていると、職場内の人間関係に悩まされることも少なくありません。
でも、在宅で仕事をしていると基本的に1人なので人間関係に悩む心配はあまりないと思います。
ただし、在宅といっても、お仕事を発注してくれるクライアントさんとのやりとりは発生するので、コミュニケーションをする機会がないわけではないです。
会ったことがない人とチャットだけでコミュニケーションを取ることが増えるから、
文字のコミュニケーションが得意な人には合ってるかも!
得意分野を活かせる
ライターといっても、さまざまなジャンルがあるので「どんな目的で、誰に向けて書くか」によって、求められる文体やトーンも変わります。
とくに、自分にとって知識や興味のある分野を掘り下げると、筆も乗って書きやすいかと思います。
また、リサーチしながら書くことで、自分自身が情報を得ることもできるというメリットもあります。
自分にとって書きやすく、調べていて楽しい案件を受注できれば、仕事を楽しみながらやれそうですね。
在宅ライターのデメリット
自由なスケジュールで、人間関係の悩みも少ない印象の在宅ワークですが、メリットであることも角度を変えるとデメリットにもなりうることに気がつきました。
会社に所属していない不安感
フリーランスとして働くと、毎日会社に通うわけではありません。
家が職場なので、気がつくと誰とも話さずに1日が終わっているということもあります。
また、ローンを組むなど、社会的な信用が必要とされる場面では駆け出しのうちは審査が通りにくいということもあるでしょう。
同じ環境で安定して働きたい人にとっては、不安感もあるかもしれません。
安定して仕事があるとは限らない
業務委託の仕事は、知人の紹介や、WEBメディアへの応募などさまざまな方法で探すことができます。
ランサーズやクラウドワークスのようなクラウドソーシングサービスを活用する方法もありますね。
ある程度軌道に乗って、継続案件を受注できればよいですが、いつまで安定してお仕事をいただけるかはわかりません。
フリーランスだと、仕事がこないと収入に直結するので、不安もあります。
わたしは、まずは業務委託だけに頼らず、アルバイトも並行することにしました。
現在は会社員時代の人脈や知人の紹介などをメインにフリーランスとして活動しています
営業・経理なども自分でやる必要がある
会社に勤めていると、部署ごとに業務内容が決まっていますが、フリーランスだと全て自分で解決しなければなりません。
たとえば、仕事を得るためにポートフォリオを作って営業をしたり、請求書を発行したりする必要もあります。
つまり、ライターといっても、文章を書くだけでなく、マルチタスクが求められるのです。
フリーランスで経理などが苦手な場合には、外注するという方法もあります。
コストはかかりますが、時間を得たいという人にはよさそうですね。
自己管理ができない人には不向き
営業・経理などの作業のほかにも、1人で仕事をすることの難しさがあります。それは、自己管理をすること!
自分で決めた予定にしたがって仕事が進められるタイプの人には無縁の悩みかもしれません。
家にはベッドやテレビがあり、いつまででもだらだら過ごすことができます。
だから、意思が弱い人だとなかなか思い通りに仕事が進まずに、締め切り直前になって修羅場を迎えることになってしまうかも。
人の目や、強制力がない在宅ワークだからこそ、自分を律することができないタイプには難しいと思いました。
家にいるとついだらだらスマホ見ちゃうって人は危険!!
在宅ライターの始めかた
在宅ライターのメリットとデメリットを見て、やっぱり在宅でライターやりたいな!という方もいるかと思います。
これはあくまで一例ですが、わたしがライターを始めた方法です
最初はライターのノウハウもわからないことだらけ。そこで、micsという名古屋のフリーランスクリエイターが集まる会社のインターンに参加しました。
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micsインターン終了!ライター研修とインターンを両方参加して学んだことインターンや講座に通うのが難しい人には、ライターのオンライン講座もおすすめです!
企業ライターのメリット
約1年間、IT企業でライターのアルバイトを経験しました。(その後、会社員→フリーランス)
その経験で気づいたメリット・デメリットをご紹介します。
安定した収入がある
わたしが働いている企業では、自己申告制のシフトで出勤日を調整できます。
なので、1ヶ月のおおよその収入を事前に把握することができます。
業務委託だと、出来高によって収入が左右されます。
勤めていると会社に行けば給料がもらえるということが、とてもありがたいと感じました。
すぐに仕事の相談ができる
会社にいると仕事を進める上で困ったことがあったとき、すぐに近くにいる同僚や社員の人に相談することができます。
仕事の進めかたを相談できる仕事仲間ができたことはよかったなと思います。
アルバイト先にはライターチーム・校正チーム・編集チームがあったので、フィードバックを得ることができました。
自分の書いた記事の改善点を教えてもらえる機会は貴重なので、とてもありがたかったですね。
決まった時間で集中できる
だらだらと長時間かけて惰性で仕事をするよりも、決まった時間に集中したほうが生産性が上がると感じます。
人の目もあってサボることもできないので、自己管理で計画的に仕事をするのが苦手なタイプの人には向いているのではないでしょうか。
ライターのアルバイト時代は、会社で定められた目標を意識した結果、入社から半年で生産性がUPしました。
得意分野じゃなくても、筋トレのようにライティングを続けていくことで、文章を書くスピードは格段に上がります。
入社時は時速1500字前後だったスピードが、時速2200字くらいまで上がって、ライターチームのリーダーになりました!
営業や経理をしなくていい
企業ライターをしていると、営業をしなくても毎日タスクが用意されています。
それに、請求書を出したり、経費の計算をしたりする必要もありません。
ライターの業務に集中できるので、とにかく文章だけ書きたい!という人にはよい選択肢かと思います。
企業ライターのデメリット
ここまで、企業ライターのアルバイトをやってよかったなと思うことを書いてきました。
仕事に慣れてきてとくに辛いこともないですが、ちょっとデメリットを感じていることもあります。
スキルが上がっても給料は変わらない
先に書いたように、入社してからライティングの時速が1.5倍くらいになりました。
そのため、1日4時間の勤務で1本半くらいしか書けなかった記事も、安定して2記事以上書いています。
でも、時給で働いている以上、1日に書ける本数が増えても、給料は変わりません。
それどころか、1文字あたりの単価に換算してしまうと、単価が下がってしまうのです。
フリーランスでライターをしていると、最初は文字単価が低くて最低賃金以下になることもあるかもしれません。
それでも、続けていけば、単価交渉をしたり、高単価の案件にチャレンジしたりして、短い時間で効率よく働けるようになるチャンスもあります。
会社でも時給があがるチャンスはありますが、なかなか簡単なことではありません。
その点、業務委託で単価を上げるほうがモチベーションが保ちやすいのではないかと思います。
追記:ライターのアルバイトから転職して正社員になりました
その後、キャリアアップを図るべく、WEBプランナー・広報として正社員になりました。
未経験の文系でもWEB関係に転職した方法はこちらをご覧ください。
未経験アラサーがWEB担当に転職した方法【おすすめ本も紹介】通勤しなければならない
これは在宅ライターのメリットと逆なのですが、暑い日も、寒い日も通勤しなければなりません。
とくに、体調が悪いときは駅まで行くだけでも大変。
わたしは片道30分の通勤時間なのでそれほど大変ではありませんが、通勤時間も作業に当てられると考えると、少しもったいない気もします。
ライティングの分野を選べない
会社で決められたタスクがあるので、ライティングのジャンルを選べないというデメリットがあります。
なので、苦手なジャンルだとなかなか書き進められないということも。
個人的には害虫に関するライティングのリサーチが辛かったです。(画像が)
まとめ:ライターになるなら自分にあった働きかたでスキルアップを!
ここまで、在宅ライターと企業ライターについて、わたしが感じた働き方のメリット・デメリットを紹介してきました。
両方やってみてよかったことは、憧れだった在宅ワークにも、やるまでには気づかなかった大変さがあるとわかったこと。
そして、会社で働くうえで当たり前だと感じていた仕組みが、ありがたいものだと再認識できたこと。
ここで書いてきたメリット・デメリットはあくまでもわたしの体験によるものなので、絶対にどっちがいいよ!というつもりはありません。この記事を読んでくれた人が、働き方を考えるうえで、なにか参考になることがあれば幸いです。
現在はWEBプランナーや広報を正社員で経験したのち、フリーランスのライター・広報として活動しています。
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